なんと生涯で敗訴73回!それでもめげない戦国武将・曲淵吉景のまっすぐで不器用な人生 (6/6ページ)

Japaaan

よく首がつながっていたものですが、晴信も「この頑固者だから、仕方ない」と苦笑していたのかも知れません。

そんな勝左衛門は文禄二1594年11月23日、77歳の生涯に幕を下ろしたのでした。どこまでもまっすぐ頑固で偏屈で……だけど、一度主君と思い決めたら最期まで忠実に全力で奉仕する姿は、まるで甲斐犬(かいけん。山梨県の在来犬種)を思わせます。

あまりにも不器用すぎて衝突ばかり繰り返す勝左衛門でしたが、それでもどこか憎めず、みんなから一目置かれていたのは、その無私無欲ゆえでしょう。

ちょっと極端すぎるきらいはあるものの、こういうバカ正直な人間の情熱は、とかくニヒリズムに陥りがちな現代社会の私たちに、何かを訴えかけてくるようです。

※参考文献:
『日本人名大辞典』講談社、2001年12月
柴辻俊六 編『武田信玄大事典』新人物往来社、2000年10月

日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan

「なんと生涯で敗訴73回!それでもめげない戦国武将・曲淵吉景のまっすぐで不器用な人生」のページです。デイリーニュースオンラインは、武田氏曲淵吉景武士道武士戦国武将カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る