顔見知りとの挨拶は「まるで居合斬り」 すれ違い時の探り合いを描いた漫画に共感集まる (3/3ページ)
「目が合うと気まずく感じてしまうので...
スマホを持っていたら見るフリをしますし、無駄に鞄の中を確認しながら歩いたりもします。所持物を上手く使うことが違和感を減らすポイントです」(秋野さん)
確かに、まだ「挨拶の間合い」に入っていないのに目が合ってしまうと、かなり気まずい時間が生まれてしまう。挨拶しないのも変だし、早めに声をかけたとしてもすれ違うまで会話が続くわけでもない...。ちなみに、記者はこういう状況では、ニヤニヤしながら会釈を繰り返してしまい、恥ずかしい思いをするのが常だ。
そんなことにならないために、相手が間合いに入ってくるタイミングをひたすら待つ。確かに、ちょっと居合斬りに似ているのかもしれない。斬るのではなく、挨拶をすることが目的なのが、まさに「ダサめの大和魂」といった感じだ。
秋野さんがこのことに気づいたのは、時代モノのアクション映画を見ていた時だという。
「顔を伏せた状態で構えて、敵が近いた瞬間に動く侍の姿を見て、『これ挨拶するときの僕だ!!』と思いました」
とのこと。
秋野さんの作品には、
「めちゃくちゃわかる」
「私だけじゃなかったんだ、こんな思い!それだけで、かなり嬉しいです。」
「職場で毎日ブチ当たる壁」
「渡り廊下という逃げ道のない一本道で毎度これ考えてた」
など、同じ思いを抱えていたユーザーから、共感の声が寄せられている。