寂れた炭鉱設備、道路に佇む1匹のキタキツネ... 「北海道の廃れた世界」を映した写真に反響 (3/3ページ)

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訪ねる前に現地が炭鉱として機能していた時期の写真を見てから行ったのですが、『本当にここに街があったのか...?』と思うほどの原野が、ただただ広がっていて、呆然とした記憶が強く残っています。
自分自身も同じような経験があるからか、見ていて非常につらくなりましたね。しかしまた一方で、ここで暮らしたことがない私にとっては、誰一人いない原野の中に突如現れる巨大な石炭ホッパーや選炭施設、橋桁、廃校などは『街の跡』というよりも、場にそぐわない不釣り合いな光景に映るという奇妙な感覚が募ったことを覚えています」

「北海道の廃墟といえば炭鉱施設跡と炭鉱集落の跡だと思います」と語る、「道民の人」さん。中でも、原野へ還った森の中にたたずむ羽幌炭砿の竪坑櫓(たてこうやぐら)は、国のエネルギーや産業を支えた北海道の石炭産業の巨大な墓標のように見えるそうだ。

全国で最も魅力的な都道府県トップに輝く北海道、華やかな人気スポットの陰に、すっかり忘れられてしまった廃墟の町もある。でも、それがかえって、「エモい!」と言われてしまうのかも......。

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