人間の認知能力は35でピークとなり、40代半ばになると衰え始める(ドイツ研究) (2/2ページ)

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 このような生涯を通じたパフォーマンスパターンと、時間の経過と共に変わる個人の能力の変遷を測ることは難しく、それはおもに信頼性の高い測定値をいかに得られるかにかかってくる。

 この測定値は、あくまでもその人個人と時間の経過を比較しなくてはならず、技術の進歩や環境要因に左右されてはならない。

 研究チームは、1890年以降に行われた2万4000回のプロのチェスの対局のパフォーマンスをひとつひとつ分析して見つけた動的パターンを利用した。

 これにより、同一の人物が年齢によって、そのパフォーマンスにどのような差が出るかを、長期間にわたって正確に比較することができた。

 これは、厳密に比較可能なタスクと、同一のパフォーマンス基準の比較という利点を生かしたことによって実現できた。

 125年以上の間に、とくに20歳未満の若者のチェスのパフォーマンスが向上した。

 とくに、急激にチェスの能力が向上したのは1990年代、家でもパソコンでチェスができる環境が広く普及した頃だ。

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 プレイヤーたちは、あらゆる場面で可能な限り最善の手を打ってくるパソコンと対戦することができるようになり、急速に能力が向上した。

 この125年で、それまでプロの対局に限定されていた数多くのプレイを体験することもできるようになった。

 昨今のパソコンのチェスソフト、オンラインでのプレイの機会のおかげで、プレイヤーが子どもの頃からチェスの知識や技を増やし、対局に備える鍛錬を積むことができるようになった可能性がある。

この研究は『 Proceedings of the National Academy of Sciences』誌に発表された。

References:Your Brain Is At Its Most ‘Powerful’ When You’re 35 Years Old - UNILAD/ written by konohazuku / edited by parumo
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