意識は「物質と電磁気エネルギー」であるとする新理論。もしそうならAIに意識を宿すことも可能となる(英研究) (3/3ページ)
こうしたエネルギーは往々にして無視されがちだ。電磁場は脳波図や脳磁図で脳を計測すれば普通に検出されるが、これまで脳の機能とは関係がないものとされてきた。
だがマクファデン教授によれば、電磁気エネルギーは神経発火と同じ情報を携えている。ただし、それは神経細胞を伝う原子の流れではなく、非物質であるエネルギー波としての情報だ。そして、こうした豊富な情報を含んだ電磁場こそが、意識を織り成し、自由意志や自発的な活動を生み出す源泉なのだという。

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・AIに意識が宿る日は来るか?
超高速で複雑な演算をこなす現代のコンピューターであっても、意識の一瞬のひらめきを真似できないのは、このことと関係がある。
神経細胞の発火からコンピューターの演算処理まで、ほぼありとあらゆる情報は経時的に処理されている。だが、エネルギー場だけはそれを空間的に統合することができる。だから電光石火の速さで情報を統合できるのは意識だけなのだ。
しかしこれを踏まえた上で技術開発が進めば、意識が宿り、自ら思考するロボットやAIも実現できる可能性があるという。
References:surrey.ac. / medicalxpress/ written by hiroching / edited by parumo