徳川15将軍をランキング!グルメ部門1位の“スイーツ将軍”は虫歯が30本も… (2/2ページ)
また、子だくさんの11代家斉は、精力を補うためにオットセイのイチモツを食したことで“オットセイ将軍”と呼ばれたが、他にもチーズや生姜を食べていた。また、幕末の慶喜は、豚肉を好んだので、「豚一(ぶたいち)」(豚を食う一ツ橋)というあだ名がついたほどだ。
桐畑氏がグルメ1位に挙げたのは、13代家定。家臣たちにカステラ、煎り豆、ふかし芋などを自分で作っては与えていた料理男子だったというのだ。
「松平春嶽は『芋公方(いもくぼう)』なんて呼んでバカにしていた。薩摩の篤姫と結婚したのでサツマイモをたくさん送ってきてたんでしょうか」
続いては「コロナに強い将軍」に移ろう。江戸時代にも麻疹やコレラといった“はやり病”で多くの人が命を落としたが、そんな窮地で頼りになりそうなのが‥‥。
【河合敦選】1位 8代吉宗/2位 初代家康/3位 13代家定
【桐畑トール選】1位 初代家康/2位 15代慶喜/3位 なし
庶民のための無料の医療機関である小石川養生所を作った8代吉宗は、今日のコロナ禍にいてほしい指導者と言えるかも。
吉宗は「大岡越前」でおなじみの大岡越前守忠相を町奉行に登用して、将軍へ投書する「目安箱」を設置、その投書から小石川養生所が設置されたのだ。この養生所は幕末まで約140年間も続き、黒澤明監督の「赤ひげ」(1965年)や、大沢たかお主演の人気ドラマ「JIN─仁─」(2009年、TBS)などにも登場する。
さらに、暗愚とも言われた13代家定だが、晩年に、天然痘の予防のための種痘所を作っている。
桐畑氏は長寿で薬の調合もしていた家康を1位に。
「薬好きの家康が現在いたとしたら、ワクチンの開発などに着手していたかもしれない」
2位慶喜はひたすら子作りの「免疫力」に敬意を表してのこと。桐畑氏が続ける。
「僕は小学生の時に大河ドラマの『徳川家康』(1983年)を見てから大河にハマッたんですが、滝田栄さんの家康はほんとに頭がいい家康像だった。役所広司さんが織田信長で、淀君の夏目雅子さんの肌の透明感がすばらしかった。このドラマの中で、雑兵たちが略奪する場面が出てきますが、村の女性に乱暴するシーンで、NHKなのに女性のバストが画面に出てきたのに衝撃を受けました。当時小学生で、家族で見てた時にオ×パイ! 今も脳裏にはっきりと焼き付いてます(笑)。NHKオンデマンドやDVDでこのシーンがあるかどうかわかりませんが、家康と徳川15代を思いながら、もう一度見たいと思ってます」
桐畑氏から、恥ずかしエピソードがカミングアウトされたところで、「徳川15将軍評判記」は大団円!