今さら聞けない。「インタラクティブ」の意味 (4/4ページ)
ユーザーインターフェース、ユーザーエクスペリエンス、ユーザビリティといった言葉と似ていますが、より双方向性を強調したい時に使われると考えると分かりやすいでしょう。
対人コミュニケーションや視覚的なデザイン性が伴わなくても使われる言葉なのでイメージしにくいかも知れませんが、双方向のやり取りがあるシステムを創出している場合などに使用されています。
ビジネスシーンで戸惑わないために
カタカナ語が使われるシーンや、自分が使わなければいけないシーンでは、「まず意味のコアな部分を思い浮かべるようにする」と覚えておきましょう。インタラクティブの場合なら、「双方向からやり取りするイメージ」を思い浮かべばOKです。
カタカナ語は、コミュニケーションを取る相手に正確な意味が伝わらない場合もあるので多用は避けたいところです。ただ、「インタラクティブ」は昨今のビジネスシーンなどでよく使われるようになった言葉でもあります。
なので、あえて言い換えをするというよりは、意味が伝わっていない人を見つけた時に、さりげなく言い換えて発言するとよいでしょう。
(藤田 尚弓)
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