夜這い対策にはコレが一番?男性のアレを××してしまう「今昔物語集」の秘術【下】 (6/7ページ)

Japaaan

エピローグ

こうして都に帰った道範は腕利きの妖術使いとして有名になり、沓(くつ。靴)を仔犬に変えたり、草鞋を鯉に変えたり、人々を驚かせたそうです。

「おぉ……道範よ、望みの褒美をとらすゆえ、どうか朕(ちん。天皇陛下の一人称)にも教えてたもれ!」

妖術を教えて陽成天皇に取り入る道範と、周囲の冷ややかな目線(イメージ)。

道範の妖術を大層お気に召した陽成天皇は、さっそく道範から妖術を教わって几帳(きちょう。部屋の間仕切り)の上に小人を行列させてみるなど、大いに興じたと言いますが、人々はこれを快く思いませんでした。

「帝ともあろうやんごとなきお方が、天狗(ここでは邪神全般を指す)の術などをもてあそばれるとは……きっと災いが起ころうよ」

その不安はほどなく的中して宮中で凶事が起こり、陽成天皇は退位に追い込まれてしまうのですが、それはまた別の話。

かくして男性のアレをアレする術は現代に伝わっていないようですが、悪用されても嫌なので、伝わらなくてよかったのではないでしょうか。

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