獅子身中や南都北嶺、一言居士など仏教を語源にもつ四字熟語を紹介 (1/2ページ)

心に残る家族葬

獅子身中や南都北嶺、一言居士など仏教を語源にもつ四字熟語を紹介

現役東大生が登場するクイズ番組や、脳をトレーニングするような謎ときの番組が人気だ。問題の中には難しい漢字の読みや、四字熟語の意味を問うものもある。ここでは、仏教や寺院に関係する四字熟語を取り上げ、どんな語源や意味を持っているのか紹介する。

■冠婚葬祭(かんこんそうさい)の冠と祭の意味は

よく耳にする「冠婚葬祭(かんこんそうさい)」と言う言葉。「婚」は結婚、「葬」は葬式、「祭」は祖先の祀ることだが、「冠」は実は成人式(元服)のこと。元服の時に冠を初めて付けることから、元服を表している。

■獅子身中の虫は、仏教に害をもたらす者

ちょっと意外なのは「獅子身中の虫」の「獅子身中(しししんちゅう)」が仏教の言葉だということ。獅子の体の中の小さな虫が、やがて獅子を死に至らせるという意味の四字熟語だが、元々は仏教徒でありながら、仏教に害をもたらす者が語源となっている。

■一言居士(いちごんこじ)とは

どんなことにも口を出さないといられない人のことを「一言居士(いちごんこじ)」と呼ぶ。この「居士」とは出家はしていないが、仏教に帰依する男性のこと。男性の戒名の下に付ける称号でもある。

■一蓮托生(いちれんたくしょう)も仏教が発端

「ここで負けたら一蓮托生だ」などと、他人と運命を共にする意味で使われる「一蓮托生(いちれんたくしょう)」の語源も仏教。生前良い行いをした人は、極楽浄土で同じ蓮の花の上で生まれ変わることが元になっている。

■南都北嶺(なんとほくれい)はどこの寺院?

 「南都北嶺(なんとほくれい)」は、そのままの意味は「南の都、北のいただき」だが、南都とは興福寺で、北嶺は延暦寺のことだ。京都から見て南にある奈良の興福寺と、京都と滋賀県の県境にある比叡山の延暦寺は平安時代中期以降、勢力を誇っていた代表的な寺院。この二院を指す言葉となっている。


■面壁九年(めんぺきくねん)は字面通りの意味?

「面壁九年(めんぺきくねん)」は高僧・達磨大師が少林寺に籠り、9年間壁に向かって座禅をし続けた結果、悟りを得られた故事が由来。一つのことに粘り強く取り組む様子を表している。

「獅子身中や南都北嶺、一言居士など仏教を語源にもつ四字熟語を紹介」のページです。デイリーニュースオンラインは、社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る