水産メーカーが5年かけて開発した自信作! とろける食感の『牛たんデミグラスソース缶詰』 が美味しすぎる (1/5ページ)
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今年はコロナウイルス感染症の予防対策として、外出を控え自宅で食事をする人も増えたのでは。そんな中、注目を集めているのが便利な調理済食品だ。木の屋石巻水産の『牛たんデミグラスソース缶詰』は、水産加工メーカーが手掛けた新商品! 味だけなくパッケージにもこだわったこちらの缶詰について、完成までの開発秘話なども含め紹介しよう。
■木の屋石巻水産が手掛ける新ジャンルへの挑戦
株式会社木の屋石巻水産(宮城県石巻市) は、鯨本来のうま味を生かした「大和煮」や石巻に水揚げされる旬な魚を使った缶詰で有名な老舗の水産加工会社。そんな鮮魚のプロフェッショナルである同社が取り組んだのが、牛の舌「牛たん」だ。取り扱い方法や製造過程もイチからのスタートとなるのだが、根底にある食への情熱。あの東日本大震災を乗り越え、常に進化することを恐れない木の屋だからこそ、新しい一歩を踏み出せるのだ。
試作品では牛たんに熱が入り過ぎるせいか、ボソボソとした食感になってしまうなどの試行錯誤の連続に。日々苦悩する中、温度設定に細心の注意を払いながら何段階にも分けて加熱、煮込みの工程を続けていくことで、やわらかくジューシーな味わいがついに完成する。開発から5年間、納得のいく味と食感にたどり着くまで挑み続けたのは、妥協しないこだわりが生み出したのだろう。