否定ばっかりしてない? 「自己肯定できない人」の特徴5つ (4/7ページ)
私はダメな子なんだ」と無自覚で受け止めてしまうのは仕方がないことだと言えます。
また、何かうまくできた時に「よくやったね」と褒められる代わりに、「もっと頑張れ」「次もうまくやれ」といったニュアンスのことを言われ続けた場合も、否定的な自己認識が刷り込まれることがあります。
「できて当たり前なんだ。これくらいで満足してはいけないんだ」と常に思うようになり、自分で自分を肯定的に捉えられなくなってしまうのです。
親が意図するかしないかにかかわらず、親の言動を元に、子どもは自分の考え方のパターンを生み出していきます。
自分自身を肯定的に捉えることができないのも、そうやって生み出されたパターンの1つだと言えます。そして、このようなパターンが、インポスター症候群につながっていくと考えられます。
◇褒められても「自己否定できる要素」を見つけようとしてしまう
自分自身を肯定的に捉えることができないために、どんなに良い成績を上げても、「私は成功するような人間ではない」と反射的に考えてしまう。
周りから褒められると、「私はみんなから褒められるような人間ではない」と、謙遜ではなく自分を卑下してしまう。
成功しても、褒められても、無意識のうちに自己否定できる要素を何とか見つけ出して、自分を肯定的に捉えないようにする、といったことが起きるのです。
自分を肯定的に捉えられないと、焦燥感・倦怠感などが生じやすくなり、精神衛生上良くありません。さらに言えば、親密な人間関係がなかなかつくれない、ということにもなります。
そこで最後に、インポスター症候群を克服するにはどうすればいいのかについて、簡単に解説したいと思います。
■インポスター症候群を克服するヒント
インポスター症候群の人の課題は、自分自身を肯定的に捉えられるようになることです。
自分に関する否定的要素を探そうとせず、自分の良いところを素直に受け入れるようになることを目指すのです。