「うさぎの島」からウサギが消えた? 気になる噂の真相は... (2/2ページ)
しかし量や種類などの明確なルールがないため、観光客の増加に伴って持ち込まれる餌の量も増え、爆発的に増殖。
2006年には300匹ほどだったウサギが1000匹にまで増加していました。その結果、縄張り争いの激化によってケガをするウサギが増えたり、病気が蔓延しやすくなったりするなど、悪い影響が出ていたのです。
とはいえ、与えられる餌が急に少なくなってしまってウサギ達は大丈夫なのでしょうか。
ウサギは草や葉を食べて十分生きていける山崎自然保護官は
「見える数は少なくなっているがウサギがたくさん死んでいるというのは聞かない。自然の草や葉を食べて十分生きていける。一つの場所に集中しているよりも散らばって食べ物を探すとケンカする機会も少なくなり、密度が減ると病気も移りにくくなる」
と話します。
しかし、人が与える餌の方が栄養価が高いため、繁殖力が弱まり今後は数が減少していく可能性もあるといいます。
大久野島のフェリーターミナルを運営する久野島産業の松本陵磨社長は
「事業的には厳しいところはあるが以前はウサギが多すぎた。ウサギがメインになっているが、大久野島は瀬戸内海で綺麗な場所。いろんな動物や自然とふれ合うことのできる体験の場として観光を伸ばしていきたい」
と話していました。
人間に依存しないほうがウサギたちにも良さそうですね。
(ライター:momiji)