絶滅危機種のクロアシイタチに新型コロナワクチン接種(アメリカ) (1/3ページ)

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絶滅危機種のクロアシイタチに新型コロナワクチン接種(アメリカ)
絶滅危機種のクロアシイタチに新型コロナワクチン接種(アメリカ)

クロアシイタチに新型コロナワクチン接種 Ryan Moehring | US Fish and Wildlife Service

 年末から開始された新型コロナのワクチン接種だが、日本は2月下旬にも開始される予定となっている。だが、一足先に予防接種を受けていた動物がいると『ars TECHNICA』で伝えられている。

 その対象は北米でもっとも絶滅が危惧されている哺乳類「クロアシイタチ」だ。

 米コロラド州の専門家グループは、彼らが感染症によって死に絶えてしまわぬよう、まだ開発段階にあったワクチン候補を接種してきたそうだ。

・新型コロナで大打撃を受けたミンク

 こうした取り組みは、米農務省がミンク向けワクチンの使用許可申請を受け付ける数か月前から行われてきた。

 イタチ科のミンクはクロアシイタチの親戚だ。美しい毛皮が重宝されるために飼育されている彼らだが、人間からうつされた新型コロナのおかげで北米で数万匹が死に、ヨーロッパでは数百万匹が殺処分された。

 こうした感染症に弱い動物への予防接種は、その種を守るという意味で大切なばかりでなく、私たち人間自身を守ることにもつながる。

 というのも、たとえばコウモリが本来の宿主だったのではと疑われている今回の新型コロナをはじめ、もともと動物の感染症だった病気が人間に広まって大きな被害をもたらすことが実際にあるからだ。
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