可愛すぎる「カービィのえきべん」が話題 でも、なんで岡山?メーカーに取材すると、厳しい現実が明らかに... (3/3ページ)

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そのとき製造メーカーの地元駅で登録をしていませんと、弊社が販売したくても発注が止まった時点で製造中止せざるを得なくなります。
たとえば、東京駅で販売していただくには、駅構内で売店を運営している東日本フーズ様とか東海キヨスク様等から発注をいただき、納品させていただく流れとなります。ですから、発注が止まれば弊社の駅弁は納品できなくなり、そうなりますと販売をしていないのに『東京駅の駅弁』とは名乗れなくなるのです。
しかし『岡山駅の駅弁』としていれば駅構内に弊社の直営売店がございますので、たとえ売れゆきが悪くても毎日販売を続けることができるため、『岡山駅の駅弁』を名乗ることができるということです。
東京駅では卸業者、岡山駅では販売業者であるというのが最も大きな違いになります。
ですから弊社は他におしりたんてい弁当やガチャピン・ムック弁当など計8種類のキャラクター弁当を製造・販売しておりますが全て『岡山』の駅弁です」

と説明。

なるほど、一見岡山とは無関係に思える「カービィのえきべん」が岡山県のものだったのは、こういう理由だったのか。

コロナ禍で売り上げが前年の3割に

ではこの「カービィのえきべん」は、どこで購入できるのか。

担当者によれば、現在はコロナ禍の影響で売店等では販売しておらず、三好野本店のECサイトのみでの取り扱いとなっているとのこと。

また、「カービィのえきべん」だけでなく駅弁全体の売り上げが落ち込み、大変厳しい状況にあると話す。

実際に、「カービィのえきべん」がコロナ禍で受けた影響を聞くと

「地元も含めて販売先がなくなりました。京王百貨店の駅弁大会等は一過性ですから」

と担当者。販売数については

「19年9月から20年4月は駅弁大会シーズンで、2月後半からコロナの影響を受けましたが、約1万個、販売させていただきました。しかし20年9月から21年1月終了時点で2200個となっており、 この先2~4月もほとんど期待できません。ざっくりですが前年対比3割程度で推移しています」

とのこと。

コロナ禍における旅行自粛、外出自粛の影響は駅弁業界にも暗い影を落としているようだ。

なお、今回この駅弁がツイッターで話題となっていることの感想を尋ねると、担当者は

「ツイッター上で話題となっていることは歓迎いたします。
そのことによってカービィのグッズ等の売上が上がり、注目を浴びていただければ波及効果として『カービィのえきべん』を扱っていただけるショップ等が出てくるかもしれません」

とコメントした。

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