想う相手はただひとり…精神的つながりも重んじる命をかけた武士同士の愛「衆道」【後編】 (1/5ページ)

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想う相手はただひとり…精神的つながりも重んじる命をかけた武士同士の愛「衆道」【後編】

男同士が愛し合う男色の道は、平安時代から室町、江戸を通じて特権階級から武士の社会、庶民へと広がっていきました。

そして、江戸時代には「衆道(しゅうどう)」と呼ばれる、命がけの本格的なものとして武家社会に広がったのです。

こちらの【前編】もぜひご覧ください。

想う相手はただひとり…精神的つながりも重んじる命をかけた武士同士の愛「衆道」【前編】

主君と若き小姓の愛

女形の陰間が男性と接吻する様を描いた宮川一笑による掛物絵(写真:wikipedia)

「衆道」とは、男色の中で武士同士のものを指し、「若衆道(わかしゅうどう)」を略した者です。

主君と年少の「小姓」(将軍のそばでつかえる者)の間の、男色の契りのことを指し、将軍の性愛の対象となっただけではなく主君との精神的な結びつきも重んじられていました。

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