夫婦喧嘩で違法薬物の所持がバレた!110番通報した会社役員の呆れた弁明 (1/2ページ)
薬物犯罪の摘発劇といえば、徹底した内偵捜査や職務質問のシーンを思い浮かべる人は多いかもしれない。だが、違法薬物の所持で検挙された男はなんと、みずから110番通報して現行犯逮捕にいたったという。そのいきさつをお笑い芸人で裁判ウォッチャーの阿曽山大噴火がリポートする。
珍しいパターンで事件が発覚した違法薬物の裁判が東京地裁で行われました。
被告人は会社役員の男性(40代)で、起訴されたのは、去年10月に被告人が自宅で乾燥麻を含む植物細片5.104gを所持したという内容。
検察官の冒頭陳述によると、被告人は高校を中退後、職を転々として現在は広告制作会社の役員をしているという。調べてみると広告の賞をもらったり、かなりリアルなCGを作ったりと、その業界では優秀な人物として知られているようです。
被告人は2019年5月に家族でキャンプに行った際、見知らぬ人から違法薬物に指定された麻の草をもらい、それを使わずに自宅に保管していたらしい。
そして去年10月。被告人は奥さんから浮気を疑われてケンカに。押し問答になったので被告人はたまらず110番通報。警察が現場に駆けつけると、奥さんが「この人、違法薬物持ってるから!」と告げ口。警察官がその場で部屋を捜索したところ、ホントにブツが見つかって逮捕というのが事件の流れです。
違法薬物を持ってるのに警察を呼んでしまうとはね。そして、夫婦ゲンカの勢いでバラされるとは……。
そして被告人質問。
弁護人「違法薬物を持っているのに自宅に警察を呼んだのはなぜですか?」
被告人「失念していました」
持ってるのを完全に忘れてたようです。持ってるだけで違法な物なのに。
弁護人「奥さんはなぜ知ってたんでしょう?」
被告人「別居する事になっていて、私が仕事中に荷物を整理してる時に見つけたのかなぁと」
奥さんとしては何かあった時の切り札として心に秘めてたんでしょうね。それが夫とケンカになって警察も家にやって来るという、これ以上ないチャンスが巡ってきたって感じでしょうか。