他人の呼吸音ですら耐えられない。ミソフォニア(音嫌悪症)に悩む女性 (1/3ページ)

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他人の呼吸音ですら耐えられない。ミソフォニア(音嫌悪症)に悩む女性
他人の呼吸音ですら耐えられない。ミソフォニア(音嫌悪症)に悩む女性

image credit:@chairulfajar/Unsplash

 咳払いや咀嚼(そしゃく)音、鼻を鳴らす音やお茶をすする音、鼻歌、タイピングの音など反復的な音に敏感に反応し、不快感や怒りの感情を引き起こしたり、パニックに陥ったりする症状を『ミソフォニア(音恐怖症)』という。

 その原因は神経学的なものだと言われているが、極めて強い不安と回避行動に発展することが多い。ほとんどの人が気にならないような音でも、重度になるとそれが苦痛となる。

 イギリスのスコットランドに住む女性のケースは深刻だ。他人が呼吸をしている音に耐えられないというのだ。

Can't stand the Sound of Chewing? You Might Have Misophonia | This Morning

・怒りや憎しみ、逃避反応を引き起こすミソフォニア

 ミソフォニアは、特定の音に対する強い嫌悪感もしくは恐怖を抱く症状として、神経学的に説明できる医学的障がいとされている。

 ガラスや黒板を爪で引っ掻く音は、ほとんどの人の場合が不快感を覚えることだろう。しかし、ミソフォニアの人の場合は、多くの人が気に留めないような音ですら耐えられない。強い嫌悪感や生理学的反応を引き起こす。

 聴覚過敏症候群としても知られるこの症状は、怒りやパニックを引き起こすだけでなく、発汗や筋肉緊張、高心拍数などの「逃避・逃走反応」の症状などが生じたりと、あらゆる種の反応を引き起こす可能性があると言われている。
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