人体からエネルギーを集め電気に変換!発電システムを内蔵したシャツが開発される (2/3ページ)
両システムの特徴を組み合わせたおかげで、バイオ燃料電池単体のときよりも2倍早く、摩擦ジェネレーター単体のときよりも3倍長く電気を供給できるようになったそうだ。

credit:University of California-San Diego
・電気を保存し安定して供給させるスーパーキャパシタ
だが、それぞれ発電システムに個性があるということは、長所でもあるが欠点にもなりうる。
たとえばバイオ燃料電池は継続的に低い電圧を発生させるが、摩擦ジェネレーターが発生させるのはリズミカルな高電圧だ。電子機器をきちんと作動させるには、タイプの違う電圧をまとめ、安定した電圧にしなければならない。
そこで第三のコンポーネント「スーパーキャパシタ」が登場する。
バイオ燃料電池の電気が、蛇口からちょろちょろと流れる水だと想像してもらいたい。摩擦ジェネレーターのそれは、ホースからリズミカルに勢いよく放出される水だ。
スーパーキャパシタはそうした水を溜めておくタンクだと思えばいい。ここに一時的に水(電気)を保存し、必要に応じて勢いを安定させて供給するのだ。

credit:University of California-San Diego
・3つのコンポーネントをシャツに取りつければ発電マンの完成だ
あとはこれらのコンポーネントをシャツに取り付け、印刷した配線でつなぎ合わせ、防水コーティングを施して完成だ。