「誕生」は元々人ではなく仏や菩薩のみを対象に使う言葉だった (2/2ページ)

心に残る家族葬



■お釈迦様の誕生日は4月8日

お釈迦様の誕生日を正確に明記した資料はないそうだ。日本では4月8日を、お釈迦様の誕生日として「花祭り」や「灌仏会」として催しを開く寺院が多い。

誕生仏という仏像をご存知だろうか。花祭りの日に、誕生仏に甘茶をかけると御利益がある仏像である。威厳を放っている仏像とは違い、大きさもさほど大きくなく、見た目は幼稚体型で表情も柔和である。思わず可愛い!と言ってしまいそう。

お釈迦さまは生まれてすぐに7歩歩いて、右手で天を左手で地を指して、「天上天下唯我独尊」この世でそれぞれの存在とは尊いものであると説いたと言われており、そのお姿を表しているようだ。

■「お釈迦になる」という慣用句が誕生した背景

江戸時代に、職人が金属を溶接する際に失敗したときに、「火が強かった」というところを「シガツヨカッタ」と、さらに「四月八日」となり、お釈迦様の誕生日に引っ掛けて、「オシャカになった」と言い換えられた。今でも時々失敗して使い物にならなくなった物に対して「オシャカになった」と耳にするが、まさかこんな意味だったとは。個人的にはかなり驚いた。

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