日本画でお花見!桜は一瞬だから名残惜しい、思わず見とれる桜の名画を紹介 (4/6ページ)

Japaaan

安珍は道成寺の釣鐘の中に逃げ込みますが、清姫もすぐに追いつき、炎を吐いて安珍を焼き殺し、自身も日高川に入水して死んでしまいました。

安珍が非業の死を遂げた跡には、一本の桜が咲いていました。

おしまい。

えぇーそんな話だったの可哀想。

これを知ってしまうと、桜の花をピンクではなく白を使って描いているところ、葉が茂ってもなお散りそこねた花びらたち、背景がなく、桜の花がぽつんと1本だけある様子も、なんだか切なく思えてきます。

その一方で、丸く描かれた花の可愛らしさ、生命力を感じさせる根本の緑など、色々な見方のできる面白い作品だと思います!みなさんはどう感じましたか?

《山桜》横山大観

《山桜》横山大観 山種美術館蔵

近代日本画の巨匠・横山大観!

横山大観と言ったら富士の絵など、見ていて気持ちが引き締まる作品が多い印象です。

桜の絵では柔らかさ・儚さを感じられる絵も多い中、この絵からは生き生きした自由さが感じられます。

桜にも種類がありますが、大観が絵の題材に選んだのは山桜。一般的な桜は花が終わってから葉が出てきますが、山桜は花と葉が同じ時期にみられるのが特徴です。この絵にも桜の葉がたくさん描かれ、生命力を感じられます。

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