古代エジプトにあった3400年前の「失われた黄金都市」が発見される (1/6ページ)
credit:Ministry of Tourism and Antiquities
エジプト、ルクソールの北側で、「失われた黄金都市」と呼ばれる3400年前の古代都市が発掘されたそうだ。
ワインボトルの粘土製の蓋には、第18王朝のファラオ、アメンホテプ3世(在位 紀元前1386~前1353年)を表す象形文字が刻まれていたとのこと。その治世は概ね安定しており、古代エジプトの力が国際的にも最高潮に達していた時代だ。
遺跡からはさまざまな遺物が発見されており、装飾品・家具・陶器といった品物の生産に特化していた可能性がうかがえるという。
・ツタンカーメンの葬祭殿を探していたところ偶然の貴重な発見
発掘現場は、「メディネト・ハブ」(ラムセス3世の葬祭殿)と「メムノンの巨像」(アメンホテプ3世の葬祭殿)に挟まれた区域にある。
この辺りでは、第18王朝の最後を飾った2人のファラオ、アイとその次の王ホルエムヘブの葬祭殿が発見されている。
そのためエジプトの考古学チームを率いたザヒ・ハワス博士らの狙いは、ツタンカーメンの葬祭殿を発掘することだった。
昨年9月に発掘が開始されてから数週間で泥のレンガが発見。それは高さ2.7メートルあるジグザグの壁だった。
まさにそれは、ルクソールの「失われた黄金都市」であることが判明。偶然が生んだ貴重な発見となった。