約3500年前の鉢の破片に碑文が、アルファベットのミッシングリングを解き明かす鍵となる(イスラエル) (1/6ページ)
" hspace="5" class="pict"credit:Antiquity Publications Ltd
中央イスラエル、テル・ラキシュの遺跡を発掘していたオーストリアとイスラエルの発掘チームが、最初のアルファベットがどのように古代エジプトからほかの地域へと広がっていったのかについて、これまでの説を覆す発見をした。
この古代遺跡の建築物を調査しているときに、2行の短い文章が刻まれた陶器の鉢の破片が見つかった。よく調べてみると、これまでに見たことのない文字が含まれていて、アルファベットの変遷を明かす鍵となるという。この発見は『Antiquity』誌(4月14日)に掲載された。
・3500年前のアルファベット文字が記された陶器の鉢
この陶器の破片と一緒に見つかった古代の大麦を放射性炭素年代測定してみたところ、この文字は青銅器時代後期、具体的には紀元前15世紀ごろのものであることが判明した。
この時代のアルファベット文字の例はこれまで出土していないため、これは重要な意味をもつことになる。