実は、室内・夜間こそ熱中症に注意!あわせて夏血栓も 対策のキーワードは「血液サラサラ」 専門医が推奨する「ミネラル入りむぎ茶」と「点滴飲み」とは? (3/6ページ)
熱中症のほとんどが室内、夜間に起きています。
■熱中症に注意が必要な人
体温調節機能が未発達な乳幼児や暑さを感じにくく、体温調節や発汗機能が低下している高齢者は特に注意が必要です。
■「マスク熱中症」に注意
マスクを着けると熱が体外に出にくくなり、体内の温度が上昇したり、口の中が湿るため、喉の渇きを感じづらくなるため、水分補給を怠りがちになります。マスク生活の常態化による「マスク熱中症」にも注意が必要です。
熱中症に負けない体作り、“暑熱順化”とは?
■なぜ?本格的な夏を迎える前に熱中症搬送者が多いのか?
人は汗をかくことで体温を調整していますが、この時期は冬に汗をかく機会が少なかったため、汗腺機能が低下し、上手く汗をかける体になっていないため、暑さに順応できず熱中症になってしまいます。
■“暑熱順化”を獲得して熱中症に負けない体を作る
暑熱順化を獲得するにあたり重要なのは、汗腺を鍛えることで上手に汗をかける体にすること、すなわち、発汗を促す自律神経反応、ならびに汗腺の働きを活性化することです。
具体的には、手軽に汗をかけるウォーキングやジョギングなどの「運動」や「入浴」を推奨します。入浴はシャワーだけではなく、しっかり40~41℃・10分程度湯船に浸かり、深部体温を約1℃上げ、発汗することが重要です。
※暑熱順化(しょねつじゅんか)
とは
徐々に体を暑さに順応させることです。暑熱順化を獲得すると、体が上手に発汗できるようになるため、体温の上昇を防ぎ、熱中症の予防につながります。
■運動や入浴が難しい方
普段の生活を少し変えるだけでもいくらかの暑熱順化を獲得できます。例えば、冷房の効いた涼しい部屋だけで過ごし、汗をかく必要のない生活を送っていると、急に暑い環境にさらされたときに、体温を調整する機能を発揮することができません。冷房の設定温度を高めにする、朝夕は室内に外気を取り入れるなど、冷房に依存しすぎない工夫をし、少しずつ体を暑さに慣れさせましょう。