渋沢栄一が毎日食べた「最近カラダにイイと話題のアレ」とは?その栄養と歴史にも迫ります (5/6ページ)

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「オートミール」の歴史など オーツ麦

画像:写真AC

オートミールとは、「oat=オーツ麦」と「meal=食事」を合せた言葉で、オーツ麦は、オート麦や燕麦、カラス麦と呼ばれることもあります。

古代エジプト時代、紀元前2,000年頃の種が出土したとも言われているオーツ麦ですが、栽培化されたのは5,000年ほど前のヨーロッパ。

その頃はまだ、食用としていた国や地域は限られていたようです。

1870年代の明治初期、海外ではオーツ麦を食べやすいフレークにする技術が発達したため、アメリカを中心に普及していきました。

同じ頃、日本にオーツ麦が伝わります。

そして北海道ではオーツ麦が豊富に栽培されましたが、この頃は、馬のエサにしたり土地を改良したりするためで食用ではありませんでした。

その後、日本食品製造合資会社(日食)が北海道のオーツ麦を原材料に使用し、日本ではじめてのオートミールを製造しています。

最近になって、低カロリーで栄養豊富だと人気沸騰中のオートミールですが、渋沢栄一が好んで食していたほか、昭和天皇の洋食時にも提供されていたようです。

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