いよいよ公開する映画「HOKUSAI」に備えて!葛飾北斎、喜多川歌麿、写楽の代表作を紹介 (2/6ページ)
雅号(画家としての名前)を変えること30回
引越し93回
弟子の数200人
寝食よりも絵の道具を買うことを優先して貧乏
富嶽三十六景 神奈川沖浪裏
富嶽三十六景 凱風快晴
他にも様々なエピソードがありますが、金銭や衣食住、それから他人にも無頓着であったことが窺い知れます。
そんな北斎ですが、生まれは現在の東京都墨田区、幼い頃から絵が好きで、十代の終わりに人気浮世絵師・勝川春章に入門し、本格的に絵師となりました。
たくさんの絵を描きましたが、世界的に有名な「波の絵」こと「神奈川沖浪裏」も含まれる「富嶽三十六景」では、さまざまな場所・時間帯・角度から見た富士山を描きました。
富嶽三十六景 神奈川沖浪裏
「神奈川沖浪裏」は、房総から江戸に初鰹を届けた帰りの船が、神奈川沖にさしかかった時の情景を描いた作品です。
人間の都合などお構いなしに漁船に襲いかかる波のダイナミックさと、奥に見える富士山の静けさの対比が感じられる構図となっています。
下の絵は、同じく「富嶽三十六景」より「凱風快晴」。
富嶽三十六景 凱風快晴
山頂の雪の量がわずかなことから、これは夏の作品です。