天才発明家ニコラ・テスラが100年前に発明した逆流防止バルブ。現代に通用する性能が秘められていることが判明 (1/2ページ)

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あのエジソンが最も恐れたという天才発明家、ニコラ・テスラだが、彼が100年前に発明した装置は、これまで考えられていた以上に高性能で、現代でも通用する性能が秘められていることが判明したそうだ。
その装置は「テスラバルブ」と知られているものだ(テスラ自身は弁導管と呼んでいた)。涙の粒のような形のループをいくつも連ねたような構造で、可動パーツを利用することなく流体の逆流を防ぎ、流れを一方向に導くことができる。
『Nature Communications』(5月17日付)に掲載された研究では、一連の実験によって現代でも利用価値があるテスラバルブの性能を確認している。
・乱流が逆流を防ぐ「テスラバルブ」
今回判明したのは、「テスラバルブ」が流速に応じてまるでスイッチが入るかのように機能するということだ。
流れがゆっくりなときは、どちらの方向にも流れることができる。しかし一定の流速を超えると突然機能し始め、流体は一方向にしか流れなくなる。
そうなる理由は、液体が逆流しようとすると乱流が発生し、まるでバルブに”栓”でもするかのように流れを阻んでしまうからだ。