雨がたくさん降るのに6月はなぜ「水無月」と呼ばれたのか?そのほか6月の別名も一挙紹介 (5/7ページ)
涸月(こげつ)
梅雨が明けて暑くなり、田んぼの水が涸(か)れやすいことから名づけられましたが、まだまだ田んぼには水が必要なので、本当に水を涸らしてしまわないよう注意が必要です。
他に水張月(みずはりづき)などとも言いますね。
蝉羽月(せみのはづき)
そろそろ蝉が鳴き始め、また蝉の羽根のように薄手の衣服を着るようになることから名づけられたと言います。
もう一月も経てばうるさがられるようになる蝉の声も、その年一番に聞くのは嬉しくなるものです。
田無月(たなしづき)
これも「田んぼがない月」ではなく「田んぼの月」つまり「田んぼの世話に手がかかる月」を意味しています。
暑くなれば田んぼの水量に気をつかい、ワサワサ生えてくる雑草どもを引っこ抜き……私たちの食べているお米が、お百姓さんの苦労によって得られることを実感できますね。
旦月(たんげつ)
「田の月」が訛って「たんげつ」になったとも、夜明けを意味する「旦」をジメジメと暗い梅雨が明ける(またはそれを願う)様子に当てたなどとも考えられます。