供養とは法要を通して故人に死んだことを繰返し伝えていくことである (2/2ページ)

心に残る家族葬

故人は四十九日に成仏し、ご先祖さまの仲間入りをする。

・お食い初め=百か日

・初節句=新盆(初盆)

・満一歳の誕生日=一周忌

このようにすることで、その節目に故人を偲び、供養を行える。それに、そう考えて法要に行くと、つらい思いもいくらか和らぐだろう。そのとき、故人に喜んでもらえるようにと、何か行動したり、語りかけること、それがご供養になると、氏は著書に記している。

■祖父への未練

ところで、私は祖父が亡くなる直前、お見舞いに行ったのだが、そのときには既にコロナが猛威を振るっていた。余命いくばくもない祖父を前に、もっと会いに来ればよかった、申し訳ないと、泣いてしまったのだが、今思えば、本当に酷いことをしたと思っている。

一番不安だったのも、辛かったのも、祖父にちがいない。私はそのとき、祖父を安心させるべく、笑っていなければいけなかった。それを、自分の感情を優先して、祖父にぶつけてしまったのだ。これでは祖父も、安心して成仏など、できるはずもない。

大島氏の著作を読んだ晩、私は祖父にそのことを詫びた。詫びながら泣いて、そのうち眠ってしまった。近く祖父の一周忌がある。生前、一度しか会わせられなかった我が子と、一緒に行くつもりだ。

「供養とは法要を通して故人に死んだことを繰返し伝えていくことである」のページです。デイリーニュースオンラインは、社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る