浴槽が客席に...大正時代からあった銭湯が喫茶店に変身 レトロでカワイイお店が生まれた理由 (2/3ページ)

Jタウンネット

想像以上にレトロな世界が広がっており、そこだけ時代が違って感じられました。昭和レトロが好きな方に、特におすすめしたいです。わたしはお店では豚の生姜焼き定食を食べたのですが、お料理もとても美味しいので、香川県に足を運ばれた際にはぜひ訪れてほしいお店ですね」(三谷さん)

Jタウンネット記者は10日、「藝術喫茶 清水温泉」にも取材した。

店主の日高明道さんによると、この場所は大正末期に創業し平成初期に廃業した銭湯だった。

全国的にも珍しい「レンガ煙突」のある銭湯だったそうだ。ちなみに、そのレンガ煙突は今でも残っている。

そして、廃業から約30年が経った18年5月26日。地元住民の協力や支援を受けつつ進めた約1年にわたる改装の末、「藝術喫茶 清水温泉」はオープンした。

銭湯の名残を感じさせる「入浴料金表」や「男湯」と書かれた暖簾

どうしてかつての銭湯を、喫茶店に改装しようと思ったのだろうか。

記者の質問に、日高さんはお店がオープンするまでの経緯を語ってくれた。

「私の息子が岡山県立の大学に通っていた時にとても懇意にしていた人物が、ちょうど廃業していたこの銭湯のすぐ近くに住んでいたんです。そして、その方に挨拶をしに多度津町を訪れた際に、この銭湯を見つけまして、『この歴史ある銭湯をこのままにしておくのはもったいない』と考え、喫茶店に改装して復活させよう、と思ったんです」(日高さん)

奈良県でギャラリーを開いていた日高さんは、自身の経験をいかし、建物をリノベーション。奈良のギャラリーは画家として活動している息子さんに任せ、同店の店長になった。

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