戦国きっての勇将・島左近の墓が京都西陣にあった!旅で見つけた隠れ歴史スポット【後編】 (3/4ページ)
(写真:T.TAKANO)
立本寺にある島左近の墓立本寺の境外墓地に立つ島左近の墓。(写真:T.TAKANO)
立本寺はとても由緒ある寺院。日蓮宗一致派の本山で、日蓮の弟子・日像の戧建した妙顕寺を起源とします。お寺の伝承など大変興味深いものがたくさんありますので、いつかご紹介したいと思います。
そんな、立本寺の境外墓地にあるのが、島左近の墓です。
その墓石には「妙法院殿嶋左近源友之大神儀 寛永九壬申年六月二六日歿」と明記され、台座には土葬と記されています。
伝承によれば、関ケ原の戦場を逃れた島左近は、立本寺の塔頭・教法院の寺男として住みつき、32年後に没したそうです。