大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では誰が演じる?北条義時が熱愛した正室・姫の前 (2/8ページ)

Japaaan

成長した姫の前は源頼朝(みなもとの よりとも)公に女官として仕えていましたが、大層な美貌で知られ、鎌倉幕府の公式記録『吾妻鏡(あづまかがみ)』ではこのように紹介されています。

頼朝公にお仕えする姫の前(イメージ)

比企の籐内朝宗が息女、当時権威無双の女房なり。殊に御意に相叶う。容顔太(はなは=甚)だ美麗なり

「殊に御意に相叶う」とは、特にお気に入りだったことを意味し、デレデレと鼻の下を伸ばしていた頼朝公と、それを横目で睨みつけ、お尻をつねり上げる妻・北条政子(まさこ)の姿が目に浮かぶようです。

本人も頼朝公のお気に入りだったことを自覚していたようで、「権威無双」とは頼朝公の寵愛を後ろ盾に高飛車な振る舞いや、あるいはそれらしき気配を発していたものと考えられます。

現代なら「女王様」キャラと言ったところでしょうか。彼女が「姫の前(大意:お姫様みたいな女性……良くも悪くも)」と呼ばれるのも納得ですね。

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