大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では誰が演じる?北条義時が熱愛した正室・姫の前 (4/8ページ)

Japaaan

何度フラれても諦めない義時

「そなたに一目惚れしてこの方、ひとときたりとも忘れられぬ……どうか、我が妻となっては下さらぬか!」

「しつこいっ!」

姫の前へのラブレターを書こうと、気もそぞろな義時(イメージ)

何度となく断っても繰り返し消息(手紙。ここではラブレター)を送って来る義時に、姫の前は辟易します。現代ならストーカー認定間違いなしですね。

時は建久2年(1191年)、義時は29歳、長男の北条泰時(やすとき)は9歳になっていました。

現代なら「妻子持ちのくせに、他の女に色目を使うなんてサイテー!」と思ってしまいますが、泰時の母である阿波局(あわのつぼね。義時の妹とは別人)は身分が低かったため、正式な妻とはしていなかったのです。

だから大丈夫……いや、やっぱり現代的にはサイテーですが、当時の武士たちにとって「キチンとした妻を迎えて、その実家から支援を受ける」ことは勢力基盤を固める上で重要な問題でした。

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