切ったら祟られる?巨大「ご神木」と共存する駅 (1/2ページ)
神社やお寺の境内にある樹木でもひときわ立派なのがしめ縄が巻かれたご神木。その寺社の聖域とも呼べる大切な場所だが、大阪府寝屋川市の京阪本線『萱島駅』にもご神木がある。しかも、高架式ホームと屋根を突き破る形で生えており、〝ご神木のある駅〟として鉄道ファンたちの間では有名だ。
実は、ここにはもともと萱島神社があったが線路の高架複々線化とそれに伴う萱島駅の改修工事の予定地になっており、当初は伐採されるはずだった。ところが、地元のシンボルとなっていたご神木を保存してほしいとの声が地域住民の間で起こって伐採を撤回。ご神木を残す形で工事計画が変更されたのだ。
ちなみに「萱島の大クスノキ」と呼ばれるご神木の高さは20メートルで、幹回りは7メートル。推定樹齢は700年で萱島神社が創建(1787年)された時期よりもずっと古い。
「神社自体は1907年に廃社になっており、工事のために取り壊されたわけではありません。しかし、京阪電車は1980年に駅構内のご神木の根本付近に小さいながら社殿を寄進。