娘よりも母親(私)がいいの?平城天皇を惑わせ謀叛を共謀した平安時代の悪女・藤原薬子 (2/7ページ)
娘が皇太子妃(未来の皇后)となることを喜んだ縄主は吉日を選んで輿入れさせますが、まだ幼く、世慣れぬ姫が心細かろうと母親の薬子も同行させます。
すると安殿親王は、何の間違いか姫よりもその母・薬子に惹かれてしまい、姫をそっちのけで不倫関係を持ってしまったのでした。何だか、エロ漫画でありそうな展開ですね。
当時、安殿親王は30歳前の壮年期。おままごとのような幼い姫君よりも、女盛り?な薬子の方に惹かれてしまうのも解らないでもありませんが、それでも不倫はダメ、ゼッタイ。
噂は間もなく市井に広がり、程なく「親王殿下は妃殿下とその御母堂を閨にはべらせ、毎晩三つ巴の痴戯にふけっておられる」などと尾ひれがついてしまいます。
妻の不貞に恥じ入った縄主は自ら謹慎してしまい、桓武天皇は当然ながら大激怒。ただちに薬子を追放し、春宮大夫(皇太子殿下のお目付け役)に縄主を任命し、二度と「悪い虫」が寄りつかないようにしました。