「駅」が笑顔でおもてなし? JR四国の奇抜なゆるキャラが話題に→生まれたワケを聞いてみた (2/4ページ)
JR四国の公式ウェブサイトでは、各主要駅の詳細ページに飛ぶと、その駅の「えきちゃん」を見ることができる。

建物の特徴を捉えたキャラクターで、それぞれの駅舎の違いが分かるのも面白い。
いったいどうして「駅」そのものをキャラクター化することにしたのか。そして、どのくらいの駅がすまいるえきちゃんの魔法にかかっているのか......。
2021年6月21日、JR四国・デザインプロジェクト担当室長の松岡哲也さんに話を聞いた。
笑顔でおもてなしの思いをこめて松岡さんは、JR四国で「えきちゃん」たちや「すまいるえきちゃん」などのキャラクターのほか、観光列車のラッピングデザイン等も担当している。
「えきちゃん」たちが誕生したのは13年6月のころだ。
「当時、JR四国管内で有人駅だった51駅をキャラクターにしました。そのキャラクターを駅職員たちが名札につけていたのですが、笑顔の駅舎のキャラクターをつけていることでおもてなしの気持ちを表現できればとこのデザインにしました」(松岡さん)
松岡さんは元々は建築の仕事をしていたという。駅の設計にも携わっていたので、駅舎というモチーフはキャラクター化しやすかった。
高松駅舎に顔がついたのは、「えきちゃん」たちが誕生した翌14年の4月。
「JR四国の高松駅から多度津駅まで、交通系ICカード『SHIKOKU ICOCA』が利用できるようになったことを記念して、何かやろうということになったんです。それで、『たかまつえきちゃん』のように、駅舎に実際に顔がついたら面白いかな......と思って駅舎に顔をつけました」(松岡さん)
この時、「たかまつえきちゃん」と「たどつえきちゃん」が描かれた記念ICOCAも発行された。