昔、7月が「文月」と呼ばれた理由は七夕に関係?他にもたくさんある7月の別名も紹介 (1/3ページ)

Japaaan

昔、7月が「文月」と呼ばれた理由は七夕に関係?他にもたくさんある7月の別名も紹介

♪ふづき たなばた ところてん
プール帰りは うじきんとき……♪

※やまがたすみこ「くいしんぼうのカレンダー」より

この「ふづき(文月)」とは7月の旧称ですが、どうしてこう呼ばれたのでしょうか?

子供のころ、近所のおじさんが「暑中見舞い=文(ふみ)を出すからだよ」と教えてくれたのを真に受けていましたが、よく考えてみれば手紙なんていつでも出すし、年賀状の方がよほどたくさん出されるはずです。

余談はさておき、せっかくなので文月(ふづき、ふみつき)の由来と、他にもたくさんある7月の別名について紹介したいと思います。

田んぼの稲が穂を含み、七夕で文を書く月

文月の由来をしらべてみると、田んぼの稲が穂を含み(=実をつけ)始める「穂含み月」が縮まったとする説や、7月7日の七夕で願い事を書いた短冊(=乙姫と彦星への文)を笹に結ぶことから文月と呼ばれるようになったという説があるようです。

また、蒸し暑い(旧暦7月は現代の新暦でおよそ8月)ので書物がカビや虫に傷まないよう風を通すことから、文の管理に注意を要する月といった説もあります。

※このバリエーションで文披月(ふみひらきづき。書披月)というのもあります。

他にも7月の別名はたくさんあるので、その中から面白いものを紹介していきましょう。

「昔、7月が「文月」と呼ばれた理由は七夕に関係?他にもたくさんある7月の別名も紹介」のページです。デイリーニュースオンラインは、7月語源雑学カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧