コロナより怖い感染力!? テレワークで猛威を振るう「サイバー犯罪」の脅威 (2/3ページ)

Asagei Biz

また、自宅ではなくカフェなどで仕事をする場合に公衆Wi-Fiを使う人もいますが、公衆Wi-Fiの中には通信傍受を目的としたものもあり、こうしたルートから、パソコン内の個人情報などが盗み取られてしまうリスクもあります。これらのリスクを避けるための有効な手段として、テレワーク中は会社がパソコンを用意し、許可されていないアプリケーションは使わないようにする。自宅のWi-Fiルーターなどネットワーク機器にしっかり鍵をかけ、アップデートしておく。最新のセキュリティソフトを導入し、各種パスワードを複雑化するなどの対策を講じる必要があります」

 都内の中小人材紹介会社に勤務する川村和樹さん(仮名、36歳)は、テレワーク中に自前のパソコンをウイルスに感染させてしまったという。

「先月、自宅のパソコンでネットサーフィンをしていたところウイルスに感染。ウイルス対策ソフトは使用期限が切れていました。最悪なことに、そのパソコンには顧客の個人情報なども入っていました。うちの会社では、テレワークを認めているにもかかわらずパソコンは支給されず、自前のものを使うしかありませんでした。情報セキュリティに詳しい友人にパソコンを診てもらい、なんとかリカバリーはできましたが、一部個人情報などのデータが不正に抜き取られた可能性があるとのこと。しかし、会社や顧客には報告していません。漏洩の可能性があるのはわずか十数件ですし、そもそも会社がケチってパソコンを支給しなかったから仕方なく自前のものを使ったのであって、それが原因で問題が起きたのであればそれは会社の責任です。それでもおそらく会社は僕に全責任を押し付けようとするでしょう。

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