大河ドラマ「鎌倉殿の13人」佐藤浩市の熱演に期待!上総介広常の強烈なキャラクター【上】 (5/7ページ)
「それでも、我が大軍をもってすれば……!」
平清盛政権を完全に打倒するのではなく、ある程度の抵抗≒実力を見せた上で和平を勝ち取り、坂東における地位を保証して貰う可能性については考えていたでしょう。
さぁ、これを踏まえて、頼朝公に与するか否か。挙兵に加勢するよう再三の使者をのらりくらりとかわしながら、広常は頼朝公を見極めようとします。
ようやく合流、頼朝公の返答は?「あるいは……」
頼朝公に将器なく、ただ「源氏の嫡流」というブランド(自称)だのみで兵を挙げた凡愚の大将であったなら、即刻攻め滅ぼしてその首級を清盛に差し出すつもりでもありました。
それならそれで「謀叛人を討ち果たした」大功をもって、ライバルたちにアドバンテージをとれます。
どっちに転んでもいいように、広常が集めに集めた軍勢はおよそ二万騎(※『吾妻鏡』による。史料によって1,000〜20,000騎など諸説あり)。