“京都出身のお嬢様”坂下千里子のデート飯は意外にも「らーめん せい家」だった!? (6/6ページ)
が、トップバラドルとカメアシがデート終わり、ラーメン屋のカウンター席でほのぼのとワインコインラーメンを啜る。このシチュエーションに千里子はやられてしまった。
「ラーメンってめちゃくちゃ仲のいいカップルが、もうすごい長年連れ添ったカップルが食べる。(略)そしたらちょっと、何かキュンってなっちゃって…」
京都のお嬢さん育ちには「すごい新鮮だった」だろう。『波瀾爆笑』でも千里子は思い出の標準ラーメンを注文。大きな海苔3枚とほうれん草、薄いチャーシューが2枚乗ったおなじみのルックだ。せい家のラーメンはよくも悪くも家系の亜流なのだが、そこまで濃厚でないせいか、京都ラーメンとの共通点も感じる。その味にも感激した千里子はその後、夫と何度となく通ったという。
「おいしい。これが500円ってすごくないですか?」。確かにそうだ。かに道楽など美食で育った千里子だが、いかにも京都のいとはん(お嬢さん)らしく、屈託なく忖度などもしないのだ。ラーメンにも旦那にも…。
(取材・文=鈴木隆祐)