刀を差すのは禁止!明治時代の「廃刀令」は効力を失わず、実は昭和時代まで続いていた (2/6ページ)

Japaaan

野蛮な風習)を除かねば近代国家とは言えず、欧米列強に恥ずかしい」

森有礼。Wikipediaより

提唱したのは森有礼(もり ありのり)。急進的な西洋主義者として知られた森は、例えば「日本語を廃止して英語を公用語にするべき」など、日本文化を否定したために反感を買います。

今回の廃刀提議も「刀は武士の魂であり、むやみに奪ってはその精神が削がれ、今後西欧列強と渡り合っていけまい」などと反対意見が多かったため否決。いったんお預けとなりました。

……とは言うものの、ついに旧幕府勢力も降伏して国内に敵がいなくなると、政府当局としては「刀を帯びてウロウロしているのは、やはり治安維持の観点から好ましくない」と方針を転換。

とは言っても、いきなり刀を取り上げてしまっては反発も大きいでしょうから、まずは明治4年(1871年)8月9日、あえて「刀を差さなくてもいいよ」という法令を出します。

これがいわゆる脱刀令(だっとうれい。散髪脱刀令)、正式名称を「散髪制服略服脱刀随意ニ任セ礼服ノ節ハ帯刀セシム(太政官第399号)」と言います。

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