刀を差すのは禁止!明治時代の「廃刀令」は効力を失わず、実は昭和時代まで続いていた (6/6ページ)
しかし実効性を失っても廃刀令はしばらくそのままにされ、昭和29年(1954年)7月1日に出された「内閣及び総理府関係法令の整理の関する法律(法律第203号)」によって、廃刀令は正式に廃止されたのでした。
終わりに以上、廃刀令にまつわる歴史を紹介してきましたが、日本人は刀を廃したと言うより、闘争の武器を刀から言論へとレベルアップさせた「卒刀」とも言えるのではないでしょうか。
日本に武士はいなくなってもその精神は武士道として受け継がれ、刀は差さなくなっても天下に道義を訴える言論は、白刃以上に鋭くあることが求められ続けています。
※参考文献:
野口武彦『幕末明治 不平士族ものがたり』草思社、2013年6月
小林よしのり『ゴーマニズム宣言SPECIAL 大東亜論 第二部 愛国志士、決起ス』小学館、2015年12月
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