刀を差すのは禁止!明治時代の「廃刀令」は効力を失わず、実は昭和時代まで続いていた (3/6ページ)
要するに「髪型を自由にして(髷を結わなくて≒散切りにしちゃっても)いいよ、刀も普段は差さなくていいよ、でも礼装の時だけはキチンと差してね」という内容で、あえて選択肢を示すことで、そっちを選びたい者たちを誘導したのでした。
確かに、刀って差しているとカッコいいのですが、いかんせん腰が重たいので嫌がる手合いや、どうせ抜くことなんてないのだから、とばかり見た目だけそれらしくした軽い竹光(たけみつ。模造刀)などで済ませていた者も少なくなかったようです。
ついに廃刀令を布告!士族らは反発するも……「よしよし、脱刀令は順調に普及しているようだな……」
明治政府は明治9年(1876年)3月28日、いよいよ「原則的に、刀を差すのは禁止!」という廃刀令の布告に踏み切ったのでした。
この布告は題名がないため、便宜上「大礼服並軍人警察官吏等制服着用の外帯刀禁止の件(太政官第38号)」と呼ばれます。