70階建て構想も! 環境に優しい「木造ビル」が建設ラッシュか? (1/2ページ)
ビル建設に用いられる材料といえば、鉄筋やコンクリートが一般的だ。ところが、仙台市内に今春完成した7階建てのオフィスビル『高惣木工ビル』は、そんな既成概念を打ち破る次世代のビルとして注目を集めている。
実は、このビルは使用された建材のほとんどが木材。高層建築で木材というと火災に対する不安を感じるかもしれないが、ビルの設計・施工を担当した山形の木材メーカー、シェルター社が開発した「クールウッド」と呼ばれる木質耐火部材を使用。厳しい耐火基準をクリアし、国土交通大臣認定を取得済みだ。
「最新技術が使用されているとはいえ、木材自体は一般に流通しているJAS製材です。つまり、場所を選ばずにビルの建材として利用することができ、コストを抑えることも可能。さらに建設中の二酸化炭素の排出量を2~3割削減できるほか、林業の活性化というメリットも期待できます」(建築ジャーナリスト)
建築関係者の間では将来的に木造ビルの建設ラッシュも期待されており、今年の秋には銀座のど真ん中に世界的建築家の隈研吾氏が設計した12階建ての木造ビルが誕生する予定だ。