今日もまだ行われている10の奇妙な儀式 (2/8ページ)

カラパイア



 たとえ毒ヘビに噛まれて死なないまでも、ヘビを扱うこうした教区民の中には、手が効かなくなったり、指が欠けたりする者がたくさん出た。

 だが、ヘビを素手で扱った者が死んだとしても、信者たちはそれは信仰心が足りないせいではなく、ただ神の思し召しだと考えた。

[動画を見る]

Snake-Handling Pastor Bitten By Deadly Rattlesnake | MY LIFE INSIDE: THE SNAKE CHURCH・9. 磔刑:フィリピン
 この行為も確かに聖書の中に出てくる。キリスト教徒が行うべきこととされていたかどうかは定かではないが、フィリピンの一部のキリスト教徒は本気だ。

 彼らは自らを十字架にはりつけにする。それは、手首に革ひもを巻いて、20分ほどふざけるイースターのお遊びではなく、実際に手首を木の板にきっちり釘づけにするのだ。

 カトリックの指導者たちは、怪我をするとしてこの行為を非難している。

 危険な行為なのは誰が見ても明らかだが、見事な信仰の表われであり、耐えがたい痛みを我慢する驚くほどの忍耐を見せられる行為といえば、確かにそうだ。

 2019年、それぞれ別々の場所で9人の信者がイースターを祝うために実際にリアル十字架にかけられた。

[動画を見る]

Man Crucified Every Year | National Geographic・8. レッドエッグ:ギリシャ
 ギリシャのキリスト教正統派のクリスチャンは、ディナーのテーブルでちょっとしたイースターのゲームを行うのが定番だ。
「今日もまだ行われている10の奇妙な儀式」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る