歴史が塗り替えられるかも。12万年前に人間が服を作っていた痕跡がモロッコの洞窟で発見される (1/5ページ)
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モロッコの洞窟の中で、死んだ動物の皮や毛をきれいに剥ぐの為に使用されたと思われる道具が発見された。回収した皮は、衣服を作るのに使われたようだ。
見つかった特徴的な道具は、およそ12万年前のものと判明したため、衣服を作る行為が始まったのは、これまで考えられていたよりも遥か昔にさかのぼることになる。もしかしたら、歴史が塗り替えられることになるかもしれない。
・考えられていたより古く、人類は衣服を作っていた
研究プロジェクトチームの論文著者で、ドイツ・マックス・プランク人類史科学研究所の人類学者、エミリー・ハレット博士はこう語る。
骨で作られたこれらの道具は、なめし革や毛皮にするために動物の生皮を剥ぎとるために使われたと思われる形状をしていて、使用痕もあります古代に毛皮や革を加工していた初期のホモ・サピエンス(現生人類)は、この時点ではまだアフリカを出て、地球のあちこちに住みついていたわけではない。
さらに、このコントラヴァンディエル洞窟から出てきた肉食動物の骨には、人間が肉を得るために処理したのではなく、毛皮のために皮を剥いだことを示す、特徴的な切断跡が残されていました
次々に世界中に散らばっていく人類大移動以前から、初期の人間は驚くほど高度なことを行っていたようだ。
この研究によって、10万年ほど前からアフリカの考古学記録に現われ始めた、人間らしい特徴的な行動リストに、また新たな項目が加わることになったという。