あんなに安かったのに、なぜ? 今や唯一の「旧3級品」...増税前に、沖縄限定たばこ「うるま」の歴史を振り返る (1/4ページ)

Jタウンネット

あんなに安かったのに、なぜ? 今や唯一の「旧3級品」...増税前に、沖縄限定たばこ「うるま」の歴史を振り返る
あんなに安かったのに、なぜ? 今や唯一の「旧3級品」...増税前に、沖縄限定たばこ「うるま」の歴史を振り返る
沖縄ご当地たばこ「うるま」(写真は編集部が2021年9月下旬撮影、以下同)

みなさん、「うるま」というたばこをご存知だろうか。

Jタウンネットでは2021年8月30日、「日本のタバコと海外のタバコ、どれくらい味が違う? 中国&インドネシアの銘柄と吸い比べてみた」という記事を配信。愛煙家の筆者が、中国の「中南海」やインドネシアの「ガラム」を日本の代表的なたばこと吸い比べた。しかし、一口に日本のたばこと言っても、銘柄はさまざまだ。

タツノオトシゴをあしらったパッケージがなんとも愛らしいこの「うるま」は、日本たばこ産業(JT)が製造・販売している沖縄県地域固有の銘柄の紙巻きたばこ。

沖縄以外でも取り扱っているたばこ専門店がないわけではないが、県外の人間にとってはなかなか見ることのない存在だ。

沖縄らしい味がするのだろうか......?

気になった記者は、たばこ専門の通販サイトで「うるま」購入してみた。

もう安くない、旧3級品

紙巻きたばこ「うるま」は、「旧3級品」に分類される商品だ。

JTの前身、日本専売公社の製造する紙巻きたばこは、主原料とする葉タバコの品質により、1~3級に分けられ、価格にも差が付けられていた。3級は等級が最も下の「中質及び下質の葉たばこを主原料に用いて調製したもの」(1965年施行、85年廃止の「製造たばこ定価法」より)。85年の「たばこ事業法」で品質の分類は廃止されたが、「わかば」「エコー」「しんせい」「ゴールデンバット」「うるま」「バイオレット」の6銘柄は「旧3級品」として扱われてきた。しかし、18年に「しんせい」と「バイオレット」、19年には「わかば」「エコー」「ゴールデンバット」がJTの在庫売り尽くしをもって廃止となることが発表され、現在も販売されているのは「うるま」だけだ(「わかば」「エコー」は紙巻きたばこではなく、葉巻の一種リトルシガーとしてリニューアルしている)。

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