知ってますか?「糸コンニャク」と「白滝」の違い。その由来と江戸時代に起きたコンニャク革命とは (4/5ページ)
糸コンニャクは、コンニャクを包丁で細長く切って作られていました。一方、白滝は、穴の開いた容器にコンニャクを入れてトコロテンのように押し出して作ります。この、押し出される時の様子が白い滝のように見えたので「白滝」と呼ばれるようになったのです。
しかし現在では、糸コンニャクも白滝も同じ「押し出し方式」で作られています。試しに糸コンニャクの製造会社のホームページを覗いてみると、どこも今説明した白滝の作り方と同じやり方で製造しているのが分かります。
ですので今では、「糸コンニャク」と「白滝」を区別するものは何もありません。それぞれの名前は、単なる商品名でしかないと言えるでしょう。
とはいえ、食材や調理法の歴史を知ると、今までは脇役だとしか思っていなかった具材や、当たり前のようになにげなく食べていた料理も途端に味わい深く感じられるものです。
この原稿を書いている時点で10月も後半。
