バスが密なら自転車に乗ればいいじゃない! 丹波篠山を味わい尽くす「サイクルツーリズム」体験してきた (3/8ページ)

さっそく、鍋の具材が運ばれてくる。長ネギや白菜の他、こんにゃく、しいたけ、焼き豆腐、そしてぼたん鍋には付き物だという、ごぼう。なんと、秋から春の間に提供される野菜は全て自家栽培だ。

そして、主役の猪肉は見事なボタンの花のように盛り付けられている。1枚1枚が丸くカットされているのが面白い。
猪肉には、自家牧場で育てたイノシシの他、篠山の猟友会が仕留めたイノシシを使っている。
「おいしいだけでなく、害獣対策にもなるんですよ」
と、今井さん。
最初は、鍋ではなく焼肉にして、初めての猪肉を味わった。

非常にサッパリしていて、予想よりもずっとクセがない。もっと獣くさいものと思っていた。
適度に歯ごたえがありつつもジューシーで柔らかく、塩コショウのみの味付けが素材の良さを引き立てている。タレなど余計なものはいらない、肉の質で勝負する、という店の気構えが伝わってくるようだ。

みその良い香りが漂うつゆに、猪肉と野菜類を投入。提供される猪肉は脂肪が多い順にロース、バラ、うでの3種があり、脂身の大きさで見分けられるとのこと。