「汚染水」ツイートが物議の鳩山由紀夫氏、問題発言は総理大臣時代にも?

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鳩山由紀夫氏
鳩山由紀夫氏

 元首相の鳩山由紀夫氏のツイッターでの発言が物議を醸し出している。鳩山氏は11月27日のツイッターで、「東電は福島第1原発のトリチウムを含んだ汚染水を海底トンネルを掘って沖合1キロのところに放出する計画という。1キロ先なら汚染水を流しても大丈夫と判断したのか」と批判を展開。これに対し「汚染水」ではなく、「処理水」ではないかといったツッコミが殺到してしまった。

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 鳩山氏は「宇宙人」のあだ名の通り、世間ズレした感覚の持ち主と言える。これまでにも論争を呼び起こす発言は行ってきた。特に、2009年の総選挙で自民党から民主党へ政権交代が起こり総理大臣に就任したあたりには、そうした発言が余計にクローズアップされる形となった。

 総選挙を前にした2009年4月には、インターネット放送で「日本列島は日本人だけのものではない」と発言し、問題となった。これは永住外国人の地方参政権に肯定的な姿勢を見せる中で、「アメリカの良さは、度量の広さ。日本列島は日本人だけの所有物じゃないんですから。もっと多くの方々に参加して喜んでもらえるような、そんな土壌にしなきゃダメです」と発言したもの。これには「日本を売り渡す気か?」といった批判が殺到してしまった。

 総理就任後も、施政方針演説で「いのちを守りたいと、願うのです」などと発言。具体的な内容のないポエム調の言葉が問題とされた。

 さらに、総理時代には沖縄にある米軍の普天間飛行場の移転に関して、「最低でも県外」と発言し、混乱を招いた。「単なる人気取り」「思いつき発言」といった批判を集めてしまった。結局、県外移転は実現せず、鳩山内閣が総辞職する一因となった。

 その場の思いつきでフィーリング的に言葉を発してしまう鳩山氏の人物像は、総理時代から変わっていないのかもしれない。

鳩山由紀夫氏のツイッターより 
https://twitter.com/hatoyamayukio

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