偉人かはたまた人格破綻者か…やっぱりいろいろスゴいぞ!野口英世 (1/5ページ)
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野口英世
「偉人」野口英世!?
時代によって、「偉人」の評価もいろいろ変わってくるのは面白いですね。
例えば今、図書館の子供向けの伝記コーナーに行くと、ひとつ前の世代にとっては見たことも聞いたこともない人が「偉人」として取り上げられていたりします。しかも、その中にはなんと「漫画家」が含まれていたりするのでますますびっくりします。
逆に、子供の頃はすごく偉い人だったと言われている人について、研究が進んだりすることで実はとんでもない奴だったことが判明している、ということも多くあると思います。
例えばジョージ・ワシントンの「桜の枝」のエピソードは作り話だったとか、石川啄木は人間のクズだった、とか。あと、伊藤博文の女好きとか(これは本人も全然隠していませんが)。
で、そんな「後世になって評価がガラリと変わった人」の中でも、石川啄木と並んで有名なのが野口英世でしょう。
野口英世と母シカ (野口英世記念館蔵・Wikipediaより)
私が子供の頃に読んだ伝記では、幼少の頃に大やけどを負ったものの、その苦難に耐えて勉学に励んで研究者になり、感染症の研究に注力しているうちに自らも罹患して命を落とした……という「偉人」として描かれていました。
大枠ではそれで間違いないのですが、もう少しだけミクロな視点で見てみると、野口は違う意味で相当な「大物」だったことが分かります。